米国のブッシュ大統領は29日、ホワイトハウスで中国の楊潔チ外交部長と会談を行った。
楊潔チ外交部長は、「双方の共同努力で、中米関係は過去7年間に重要な発展をとげた。これは両国および両国の人々の根本的な利益に合致し、アジア・太平洋地域、ひいては世界の平和、安定、発展に有利である。北海道洞爺湖サミットで行われた胡錦涛主席とブッシュ大統領の会談は成功裏に終わり、中米関係の次の段階の発展方向を明らかにした。中国側は米国とともに、両国の指導者が達成した重要な共通認識に基づいて、中米間の建設的なパートナーシップが促進されることを願っている」と語った。
ブッシュ大統領は、「米中関係の発展が良好でとてもうれしい。私は胡錦涛主席との良好な業務関係を大切にし、米国は米中関係の発展を保つために力を入れている」と語った。
楊潔チ外交部長は再度、北京五輪開会式の出席に歓迎の意を表し、米国選手のすばらしいパフォーマンスを祈った。またブッシュ大統領は、北京五輪の開幕式や他のイベントへの期待を表した。
人権と宗教の問題について楊潔チ外交部長は、「中国側は平等で相互尊重、互いに内政を干渉しないという基礎のもとで米国側と意見を交わし、相互理解を深めることを願っている」と語った。
「チャイナネット」 2008年7月30日 |