五輪選手村で29日午前11時、ベナン共和国代表団のための国旗掲揚の式典が行われた。同国は選手村で国旗掲揚の式典をした最初の海外代表団となった。
同国代表団の団長は、次のように挨拶した。
「五輪は人類の団結を表す平和の祭典である。ベナンはそれほどスポーツが強い国ではないが、今回の大会に5人の選手を派遣している。主な目的は五輪の『参加することに意義がある』という理念に応えたものだ。」
女子200メートルに出場するベナンの女子選手は、初めて北京に来たが、「選手村の第一印象はとてもすばらしい、これから数日間チャンスがあれば雄大な万里の長城をじかに見てみたい」と述べた。
ベナン共和国は、西アフリカに位置し、アフリカの古代文明国のひとつ。今回の五輪には、15人からなる代表団を派遣してきている。そのうち選手は5人で、陸上、水泳、テコンドーなどの競技に出場する。
「人民網日本語版」 2008年7月30日 |