▽青島――死角や手抜かりのない安全保障を
五輪ヨット競技が開催される青島市ではバス系統の安全保障活動が強化されている。死角や手抜かりのない周到で全面的な安全保障活動に向け、各方面で全力が尽くされている。
青島交運グループに所属する新たな長距離バスターミナルでは、旅客の安全確保のため、ターミナルに出入りする全ての営業車両にICカードが配備された。ICカードには車両の安全情報が記録され、安全性に問題のある車両はターミナル入場が禁止される。また安全要員291人が路上での車両検査を行っているほか、安全な運行を管理するための監視カメラなどの設備も取り付けられている。
市内のバスには、走行速度の管理のため、計62路線の1900台以上で、GPSが取り付けられた。市内を走るタクシーは、95%が新車に交換され、電話による呼び出しサービスも開始された。
青島市公安局は、公共交通のテロ防止・暴動防止の強化のため、一連の普及・教育・訓練を展開し、デモンストレーション活動を行ってきた。公共交通の運転者や乗客の、不審者や不審物を見分ける能力と、それらにあらかじめ対処する能力を強化するためだ。さらに、あらゆる隠れた危険性を除去するため、競技場付近のターミナル・変電所・ガソリンスタンドなど重点個所の検査も強化された。
「人民網日本語版」2008年7月31日 |