北京五輪がまもなく開幕する。市民は五輪期間中をどう過ごすのか?ある調査で、北京五輪が市民の生活に変化をもたらしていることが明らかになった。「中国新聞網」が伝えた。
中国社会調査所が北京・上海・広州・深セン・瀋陽・哈爾濱(ハルピン)・大連・鄭州・成都・武漢の10都市で1000人を対象に行った最新のアンケート調査で、市民の80%以上が五輪に注目していることがわかった。「北京五輪はあなたの生活に影響を与えると思いますか?」という質問に対し、85%の回答者が「影響がある」と答えた。大部分の人は北京五輪が生活にもたらした変化を感じているようだ。
「北京五輪があなたの生活に与えた影響をどう思いますか?」という質問に対し、25%が「自分の普段の生活には影響ない」と答え、58%が「何らかの影響はあるが、特に問題はない。五輪のためなら、我慢のし甲斐がある」と答えた。
「北京五輪期間中はどう過ごしますか?」という質問では、「開催都市に行って試合を直接観戦する」が18%、「仕事があるから、休みの日に自宅で観戦する」が70%近く、「その他」が15%という結果だった。
「北京五輪についてどう思いますか?」という質問には、95%が「いいこと」だと回答した。
五輪の理念は「友情第一、成績第二」ではあるものの、市民はやはり成績に高い関心を抱いている。「中国代表は金メダルを一番多く獲得できると思いますか?」という質問に対し、「きっとできる」が34%、「可能性はある」が45%だった。
「人民網日本語版」2008年7月31日 |