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旗手の愛ちゃん「自分の責任は旗より重い」
発信時間: 2008-08-01 | チャイナネット

北京五輪に出場する日本選手団が28日、結団式を行った。開幕式で旗手の大役を務める女子卓球代表の福原愛は、記者会見の席上、現在の心境を中国語で次のように述べた。「今回のオリンピックは北京での開催。たくさんの友人やお世話になったコーチの方々が観戦に訪れるかもしれない。とにかく全力を賭けます。後悔だけはしたくない」。新華社が伝えた。

福原の日本での人気は依然高く、北京五輪開催が近づくにつれ、多くの中国人ファンに「瓷娃娃(陶器のお人形さん)」として広く親しまれている福原を追い続けるメディアは多い。結団式でも福原は注目の的となり、記者らの絶え間ないシャッター音のため、福原の声がよく聞き取れなかったほどだった。

結団式では、福原は日本代表団の福田富昭団長から国旗を受け取った。神妙な面持ちながらも自信に満ちあふれた態度だった。福原は記者会見で、「旗手としての最初の役割を終えることができ、ほっとしています」と述べた。巨大な国旗は身長わずか156センチの福原には重すぎるようにみえた。しかし福原は語る。「旗は確かに重かった。しかし、自分の双肩にかかった責任は旗よりさらに重いのです」。

今や日本女子卓球チームの柱ともいえる福原に寄せられる期待は高く、とりわけ北京五輪では女子ダブルスがなくなり、女子団体が新設されたことから、日本女子卓球チームへのメダルの期待は高まっている。

福原は語る。「開幕式では、私は大切な役割を担います。試合の中でも自分の持てる力を出し切って、笑顔で日本に戻りたい」。

「人民網日本語版」2008年8月1日


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