北京五輪の開幕式は人類の歴史に残る盛大なイベントとなった。世界的に有名な視聴率調査機関「AGBニールセン」のデータによると、中国市場で同社がモニター対象としている家庭のうち、北京五輪開幕式の生中継番組を視聴した家庭は9割以上にのぼった。中国では史上最高の視聴率となり、同一番組の視聴者数でもこれまでの最高となった。
調査によると、中国のテレビ視聴者は8日夜、91%が北京大会の開幕式の視聴を選んだ。地域別では、天津の視聴者の注目度が全国で最高となり、視聴率は97%に達した。視聴率がピークとなったのは、北京大会のシンボルである「和」の文字や万里の長城が、人間で作った「活字印刷版」に現れた1分間。また「体操王子」と呼ばれた李寧氏が宙を駆けて聖火台への点火を行った部分の視聴率ももう1つのピークとなった。
「人民網日本語版」 2008年08月10日 |