北京市公安局海淀分局によると、北京の有名観光地である頤和園で10日から観光客に対する安全検査が始まった。「新聞晨報」が伝えた。
同局の新聞弁公室は、頤和園の7つの門(東宮門、北宮門、北如意門、南如意門、新建宮門、西門、文昌院門)に派出所と管理処を設け、警官と園内の管理者が疑わしい観光客やその手荷物に対して確認をとり、ハンディー金属探知器で安全検査を実施することになったと紹介。
頤和園は国家重点文化財保護単位に指定されており、花火など火の元となるモノの持ち込みは固く禁じられている。警察当局は、ライターや取締対象の刃物、可燃物、爆発物を持ち込まないよう、また食べ物を持ち込んで野外で食事をとる場合は、できるだけ金属類以外のナイフを携帯するよう呼びかけている。取締対象の刃物を携帯していた場合、没収または入場を拒否される可能性もあるという。
「人民網日本語版」2008年8月13日 |