ポータルサイト大手の騰訊公司(騰訊QQ)がこのほど発表したデータによると、北京五輪の開催期間中、五輪関連情報を最初に仕入れる場所として、3億人以上のネット利用者が同公司のサイトを利用している。そのほとんどが同公司が五輪向けに打ち出したソフトウエア「QQ2008年バージョン」をダウンロードして、情報を入手しているという。ある専門家は、五輪期間中の同公司サイトのカバー率は中央電視台(CCTV)に匹敵すると指摘する。
上海市に住む劉さんは次のように話す。昼間は仕事があって、大好きな体操や飛び込みの試合を見られないが、同公司が発信するニュース画像で競技情報をリアルタイムで入手することができる。同僚の多くもこの方法で情報を仕入れている。
ACニールセンが発表した調査研究結果によると、中国初の金メダルのニュースをインターネットで初めて知ったとするネット利用者は16~30歳代が主流で、うち58%が同公司サイトを利用していた。これは新浪や捜狐など他サイトを大きく上回る数字だ。
「人民網日本語版」 2008年08月15日 |