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決勝戦で対決した卓球の兄弟監督
発信時間: 2008-08-19 | チャイナネット

8月15日に行われた卓球女子団体の準決勝では、中国とシンガポールが決勝進出し、シンガポールチームは試合終了後とても興奮した。それは今大会に少なくとも銀メダルを手にすることができるからだ。

かつてシンガポールがメダルを獲得したのは、48年前のローマオリンピックだった。シンガポールの劉国棟監督はうれしさに顔をほころばせ、「シンガポールがメダルを獲得できることを非常に光栄に思い、選手たちの今日の試合にもとても満足している。試合は全力で臨み、勝利を勝ち取るが、勝っても負けてあまり気にしない。決勝進出は自分たちの目標だったため、すでに勝利したも同じだ。だから決勝戦は全くプレッシャーを感じていない」と話す。

劉国棟監督は、中国ナショナルチームの劉国梁総監督の実の兄だ。兄の指導を受けたシンガポールの3人の選手は、中国ナショナルチームのベスト3選手に勝ったこともあり、中国チームにとって軽視できない有力なライバルである。

劉国棟監督は劉国梁総監督より3歳上で、劉国棟監督が卓球を始めたころ、弟の劉国梁総監督は兄の後ろで卓球の球を拾っていた。その後二人は一緒に卓球をするようになるが、弟は非凡な才能を発揮するようになっていった。

弟は1994年にナショナルチームのレギュラーメンバーになり、兄は女子チームの練習相手をするために北京に来た。しかしそれは、弟の世話をするのに便利だという考えもあった。弟が最も迷い落ち着かなかった時に、兄は弟の側で常に忠告しヒントを与え、1996年のアトランタ五輪前には、弟の状態に腹を立てて2人は大喧嘩になったが、結果的には弟の潜在力を呼び起こした。

兄は2006年1月、シンガポールで3年間、卓球の監督をする生活を始めた。その後の兄弟は異なる国で、監督として競技場で顔を合わせることはあるが、競技場で卓球に関する話題は口にしないと約束している。

「チャイナネット」2008/08/19


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