北京五輪で選手が相次いで好成績を挙げていることを受けて、人々は消費意欲を大いにかき立てられており、ここ数日は各種スポーツ関連グッズの売り上げが好調だ。大型ショッピングセンターには、聖火リレーのトーチ「祥雲」のマークや五輪のシンボルマーク「中国印」が入ったスポーツウエアやTシャツが所狭しと並べられている。販売員によると、「祥雲」マーク入りのTシャツが一番の売れ筋商品だという。過去4回の五輪で中国代表団にウエアを提供してきた李寧有限公司の商品は、今回の五輪開会式で李寧会長が聖火リレーの最終ランナーとして傑出したパフォーマンスを見せたことなどを受けて、売れ行きが急速に伸びている。新街口にある同公司の専売店では、五輪開幕後に来店者数が急増し、一日当たりの売上高が通常の数千元から一気に数万元に上昇したという。選手を応援するために、観客もさまざまな観戦グッズを準備しており、競技場に設置された応援グッズの販売コーナーは、どこも順調な売れ行きだ。小型の国旗、高倍率の望遠鏡、五輪をかたどったペンライトなどは大人気で、品不足気味だという。「市場報」が伝えた。
「人民網日本語版」 2008年08月20日 |