蔡国強氏の個展が19日、五輪文化イベント「相約北京2008」の一環として国家美術館で開幕した。「京華時報」が伝えた。
北京五輪開幕式の花火の演出で技術総監督を務めた蔡国強氏。スタートを飾った「29の足跡」は彼のアイディアによるものだ。蔡国強氏は20年以上前に、火薬爆破ドローイングを創作したことで一挙に有名になり、「火薬アーティスト」と呼ばれるようになった。
今回の個展には、1980年代からの代表的な作品40点が展示されている。その多くが「火薬ドローイング」作品だ。火薬ドローイングとは、パネルの上の備えられた導火線に引火し火薬を爆発させて絵を描く方法。
中でも注目されるのが、美術館入り口の壁一面に掛けられた巨大作品で、北京五輪開幕式で披露された「29の足跡」のドローイングだ。
「人民網日本語版」 2008年08月22日 |