中国少年児童新聞出版総社の祝薇さんは、「四川省の人々にとって、これはとても大きな慰めになる。被災地の子どもが、世界で一番大きなスポーツの祭典であるオリンピックの開会式に参加したのは、世界が四川省を忘れていないということだ」と言う。

祝薇さんは青少年や児童関係事業に携っており、林浩ちゃんや被災地の多くの子供に会ったこともある。開会式が終わった後、祝薇さんのもとには多くの子どもたちから、テレビで林浩ちゃんを見てとても誇りに思ったというメッセージが寄せられた。「林浩ちゃんは希望を代表し、四川省の未来を代表している」

「地震の被災地に多くの義捐金を寄付した姚明選手は、スポーツ界や慈善事業分野での優れた代表だ。四川省の子供が姚明選手と一緒に開会式に参加したのは、中国社会の被災地の子どもたちへの思いやり」と言うのは、在中国ユニセフの魏英瑛代表だ。

国際連合児童基金の中国駐在員事務所のイタリア人職員も、林浩ちゃんの開会式参加を称賛し、「地震被災地の子供が姚明選手と入場したのはとても賢明な選択で、姚明選手も林浩ちゃんも中国の英雄」だと話す。

｢チャイナネット｣2008年8月16日