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北京五輪聖火リレーのルートが発表される
発信時間: 2007-04-27 | チャイナネット
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

4月26日、2008年北京五輪の聖火トーチおよびトーチリレーのルートの発表式が北京の「中華世紀壇」で開催された。中国共産党中央政治局委員、中国共産党北京市委員会書記、北京五輪組織委員会の劉淇会長、IOCのロゲ会長が発表式であいさつを述べた。

オリンピックトーチはIOCの批准を経て、オリンピック聖火が点すためのものである。オリンピックトーチはオリンピック聖火の持ち運ぶツールである。1936年のベルリン五輪いらい、毎回の五輪大会には主催国の文化の特色をアピールし、ハイテクを利用したトーチも現れ、オリンピックの重要な遺産とも見られている。

北京五輪の聖火トーチは長さは72センチ、重さは985グラム。トーチは15分間燃焼しつづけることが可能であり、風速がゼロの環境でも聖火の炎の高さは25-30センチを保てる。プロパンガスは環境にやさしい燃料である。炎の色は黄色で鮮やかなものであるので、強い光や日光の下においても識別することができ、撮影にも便利である。トーチの外形の材料はリサイクルが可能な、環境にやさしい材料である。

北京五輪聖火トーチの外観のデザインは中国の伝統的な「祥雲(吉祥の兆しの雲)」の図案からインスピレーションを受けたといわれる。「祥雲」という文化の概念は千年以上の歴史があり、代表的な中国文化の記号である。トーチの造形デザインのインスピレーションは中国の伝統的な紙の巻物をイメージしたもの。紙は中国の「四大発明」のひとつであり、シルクロードを通じてアラブ諸国、地域やヨーロッパへ伝えられた。人類の文明は紙のおかげで伝播し始めた。漢の時代を起源とする鮮やかな赤色を使った北京五輪の聖火トーチはこれまでの五輪大会のそれと異なり、レッドとシルバーのコントラストは目覚しい視覚的効果があり、各種メディアによる伝播にもプラスとなる。トーチは上下の比例にむらがなく、「祥雲」の図案とレリーフの工芸デザインにより、トーチはトータルな意味で上品で優雅で、華麗な特色があり、内容も豊かで、強い歴史的特性もある。

写真は北京五輪聖火トーチリレーのシンボルマーク

写真は北京五輪聖火トーチリレーのイメージ

 

 付録:北京五輪聖火トーチリレーのルートと経由都市

 北京市―アルマアタ―イスタンブール―サンクトペテルブルク―ロンドン―パリ―サンフランシスコ―ブエノスアイレス―ダルエスサラーム―マスカット―イスラマバード―ムンバイ―バンコク―クアラルンプール―ジャカルタ―キャンベラ―長野市―ソウル―ホーチミン市―中国台北―香港特別行政区―マカオ特別行政区―海南省(三亜市、五指山市、万寧市、海口市)―広東省(広州市、深圳市、恵州市、汕頭(スワトウ)市)―福建省(福州市、泉州市、厦門(アモイ)市、竜岩市)―江西省(瑞金市、井岡山市、南昌市)―浙江省(温州市、寧波市、杭州市、紹興市、嘉興市)―上海市―江蘇省(蘇州市、南通市、泰州市、揚州市、南京市)―安徽省(合肥市、淮南市、蕪湖市、績渓市、黄山市)―湖北省(武漢市、宜昌市、荊州市)―湖南省(岳陽市、長沙市、韶山市)―広西チワン族自治区(桂林市、南寧市、百色市)―雲南省(昆明市、麗江市、シャングリラ)―貴州省(貴陽市、凱里市、遵義市)―重慶市―四川省(広安市、綿陽市、広漢市、楽山市、自貢市、宜賓市、成都市)―チベット自治区(山南地域、ラサ市)―青海省(ゴルムド市、青海湖、西寧市)―新疆ウイグル族自治区(ウルムチ市、カシュガル市、石河子市、昌吉市)―甘粛省(敦煌、嘉峪関、酒泉市、天水市、蘭州市)―寧夏回族自治区(中衛市、呉忠市、銀川市)―陝西省(延安市、楊凌市、咸陽市、西安市)―山西省(運城市、平遥市、太原市、大同市)―内蒙古自治区(フホホト市、オルドス市、包頭市、赤峰市)―黒竜江省(チチハル市、大慶市、ハルピン市)―吉林省(松原市、長春市、吉林市、延吉市)―遼寧省(瀋陽市、本渓市、遼陽市、鞍山市、大連市)―山東省(煙台市、威海市、青島市、日照市、臨沂市、曲阜市、泰安市、済南市)―河南省(商丘市、開封市、鄭州市、洛陽市、安陽市)―河北省(石家荘市、秦皇島市、唐山市)―天津市―北京市。

   「チャイナネット」 2007年4月27日

 

 


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