長野市で行われる北京五輪聖火リレーについて、崔天凱・駐日中国大使が6日東京で、北京電視台取材班の取材に応じた。外交部のウェブサイトが伝えた。
▽聖火リレーが中日関係にもたらす意義について
現在中日関係は改善と発展の重要な時期にある。今年春には胡錦濤主席が日本を公式訪問する。中国の最高指導者による10年ぶりの訪日であり、今後の中日関係の発展に深遠な影響をもたらすはずだ。今年は河北省と長野県の友好関係締結25周年、長野冬季五輪10周年にもあたる。長野での北京五輪聖火リレーの実施は、「幾重もの喜びの到来」と言えよう。日本各界はこの聖火リレーに熱く注目し、積極的に支持している。昨年10月25日には早くも長野市役所や日本オリンピック委員会など関係各方面が「北京五輪聖火リレー実行委員会」を設立、成果に富む準備作業を進めている。中日双方の共同努力と両国人民の力強い支持の下、長野での聖火リレーが見事成功を収め、両国の国民感情を一層深め、中日関係の発展促進に積極的な役割を果たすものと信じている。
▽聖火リレーの走者になることについて
五輪聖火を掲げ、長野での北京五輪聖火リレーの走者となることを、大変光栄に思うとともに、その責任の重大さを痛感している。自分自身真剣に準備し、しっかりとリレーをこなしたい。在日華僑華人・中国系機関・留学生らも聖火が早く長野に到着することを熱く待ち望み、その時には長野で声援を送り、北京五輪の成功に力を尽くすことを望んでいる。在日華僑華人・中国系機関・留学生・大使館職員は全体が長野での北京五輪聖火リレーの参加者・走者となり、中日友好の促進を目指す走者となるだろう。
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