北京パラリンピック聖火の採火式が本日(28日)午前10時30分、天壇公園の祈年殿に設けられた巨大な「祥雲(めでたい雲)」をバックに行われる。天壇公園では今日一日、一般客の出入りが禁止される。「新京報」が伝えた。
天壇公園側は公告で、パラリンピック聖火の採火式にあわせ、27日午後6時から28日まで一般開放しないことを発表。採火式を直接目にすることはできないが、中央電視台(CCTV)と北京電視台(BTV)がその模様を生中継する。
聖火リレーは8月29日から9月6日の9日間にわたって行われる予定で、9月6日に国家体育場「鳥の巣」の聖火台に火が灯る。
火種は凹面反射鏡を使って集めるため、太陽光や天候など気象条件に対する要求が高い。
五輪気象サービスセンターが発表した最新の天気予報によると、北京上空は28日日中、雲が多いが、徐々に晴れてくる見通しで、夜間は再び雲が多くなる。天壇上空は午前10時から午後12時にかけ、雲が多いが、徐々に晴れてくる見込み。毎秒2~5メートルの西南風があり、気温は27~29度、湿度は30%。08年北京パラリンピック聖火の採火式には特に影響はないという。
「人民網日本語版」 2008年08月28日