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開会式の「震災にあったバレエ少女」、北京で学びたい
発信時間: 2008-09-08 | チャイナネット

 

北京パラリンピックの開会式で、「永遠に止まらないステップ」の演技を披露した李月さん(11歳)は、多くの人たちを感動させた。彼女は四川省北川県で地震にあい左足を失った。

パラリンピックの開会式・閉会式執行総監督の張継鋼氏は、「四川大地震が発生してから、ある報道で李月さんを知った。彼女は2年ほどバレエを勉強していたようだ。左足を失っても、『地震は私の左足を奪ったが、私はバレエをする夢をずっとあきらめない』という彼女の言葉に、私は感動して涙が流れた。その時に開会式に出演してもらおうと決めた」と話す。

開会式に出演して、生きることやバレエに対して深い理解を得た李月さんは、「地震は人の身体を傷つけるが、私の夢を壊すことはできない。私はずっと意志の強い四川人として生きていきたい」と、今後は北京で勉強し、バレエも続けたいという。そして優れた舞踊家や、中国身体障害者芸術団の俳優になるのが夢だ。

「チャイナネット」2008年9月8日

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