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柔道日本代表、万里の長城で「好漢」になる
発信時間: 2008-09-17 | チャイナネット

9月12日。北京は地中海のように濃い青空だった。前日、全試合を終えた柔道日本代表は初めての北京観光に出かけた。試合中は、選手村と競技場以外、ほとんどどこにも出かけなかった皆さんは、この日八達嶺に向かい、万里の長城見物を楽しんでいた。

   

銀メダリストの藤本聡選手は、昼食会場で地元徳島からのツアー客に出会い、大きな拍手と励ましのメッセージを受けた。また、万里の長城のてっぺんで、日本から来た大学生たちと一緒に記念撮影をした。

   

全盲の土屋美奈子選手は、ガイドの同伴で、第一陣で最高点に立った。長城のレンガを手で触りながら、「ずいぶん大きいですね」と感心した様子だった。

   

帰りに寄った居庸関のお土産の屋台では、値切りながら買い物も楽しんでいた。中国では、「長城に至らずんば好漢にあらず」と言う言い回しがある。選手の皆さんはこれで、全員めでたく「好漢」(すばらしい人!)になった。

   

 

   

ちなみに、パラリンピックの開催に向け、万里の長城はバリアフリー施設が整備され、この日も世界各国からの車椅子の観光客を数多く見かけた。

「中国国際放送局 日本語部」より2008年9月17日

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