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「蟻族」の実態に政協委員が涙 |
発信時間: 2010-03-04 | チャイナネット |
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全国政協委員の何永智さんと張礼恵さん、厳琦さんの3人は2日、北京にある最大の「蟻族」が集まって暮らす唐家嶺村を視察した。「蟻族」とは、大学を卒業しているにもかかわらず給料のよい職につくことが出来ず、低収入を強いられている若者たちのことだ。北京の農村部の入り口にある唐家嶺村は、家賃が北京一安く、物価も市内の半分ということで、6万人が部屋を借りて暮らしている。そのうちの7割が大卒者だ。 わずか5平方メートルの狭い空間には、「蟻族」という歌を作り、多くの人たちを感動させた李立国さんと白万竜さんが暮らしている。政協委員たちは「蟻族」の歌を聞きながら、彼らの住環境を目にして涙を抑えることが出来なかった。「政府が建設、管理する賃貸住宅は、まずこうした人たちのニーズを満たさなければならない」と、厳琦さんと何永智さんは今大会に提出する提案の中で、このような低収入者向けの住宅問題を強調するつもりだ。
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