日本の東北地方で3月11日、マグニチュード9.0の大地震と津波が発生し、多くの死者と莫大な経済損失が出た。日本政府と国民を支援するため、中国政府は12日、日本政府に3000万元の人道主義救援物資を提供すると発表した。第1陣の救援物資として、タオルケット、テント、緊急照明用器具などが14日に航空便で日本に輸送された。15人の中国国際救援隊員は13日、日本の被災地に駆けつけ、救援作業を行った。中国のポンプ車を載せた国際フェリー「蘇州号」は24日午前、大阪港国際フェリーターミナルに到着した。日本の東京電力の要請に応じ、三一重工は直ちに日本にポンプ車を無償で提供し、全面的な技術サポートも行った。

第2陣の救援物資は28日午後、北京から日本の成田空港へ輸送された。第2陣は6万本のペットボトルの水、325万組のゴム手袋など合わせて96トン、473立方メートルだ。中国政府が日本政府に無償で提供した1万トンのガソリンと1万トンのディーゼルオイルは29日午後、大連港を出航し、4月1日と2日にそれぞれ広島県の江田島港と愛媛県の波方港に到着する予定だ。中国赤十字会は29日、日本赤十字社に2600万元の人道援助を提供することを決定した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　 2011年3月31日