5月8日、「コンバ・ドゥ・レーヌ（エラン種の闘牛大会）」がスイス南部のヴァレー州で盛大に開催された。この大会の主役は牡牛ではなく、普段は穏やかな性格の牝牛である。約200頭の牝牛が｢女王の座｣をめぐり、戦いを繰り広げた。

コンバ・ドゥ・レーヌ闘牛大会はすでに数十回以上行われているが、今年のように全国的な大会は初めて。残忍なスペイン闘牛と比べると、エラン種の牝牛同士の闘いは「生きるか死ぬか」はなく、ただ点数制の競技だ。牝牛同士の相撲のようで、ケガも非常に少ない。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　 2011年5月10日