AFP通信は、「この50億ドルを投じた重大プロジェクトは歴史的な時を迎えており、インドの国力を反映し、中国の影響力の強化に対抗する努力を示した」と報じた。軍事誌ジェーン・ディフェンス・ウィークリーの防衛専門家は、「同空母は、世界のビジネス・貿易の利益が密集するインド洋に配備される。インドが自国の実力を強化したのは、中国への対抗を考えてのことだ」と指摘した。
アナリストは、「インドの全体的な防衛力は中国に大きく差を付けられている。ゆえにインドが国産空母により、地域内の競争相手の中国を打ち負かしたことには、重大な意義がある」と語った。インドの退役海軍将校は、「インドの空母は、インドの信頼度を高めるが、インドと中国の間のパワーバランスを変えることはない。中国の核技術と造船の実力は、インドを上回るからだ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月13日