湖南省長沙市の松雅湖湿地公園で14日、面積2600平方メートル、重さ500キロ以上の「中国結び」型の凧が春風に乗り上がった。この凧は、2014年に世界最大の「中国結び」型の凧としてギネス記録を更新した。
この赤い凧は7つのバスケットボールコートと同じ大きさで、真ん中に黄色で「福」の字が書かれている。吸気口4つが設計され、凧のメイン糸は掘削機に繋がれた。凧の制作チームのリーダーである劉涛氏によると、長沙の風力を考慮し、同チームは凧の構造を改良した。凧の面積を増やし、尾部の帯を2メートル伸ばしたのが一番大きく変えた部分である。改良後の凧の主な設計サイズは次のようになった。横幅は約50メートル、高さは約50メートル、尾部の帯の長さも約50メートルになり、凧の総面積は2600平方メートルを超えた。また、凧は1万8000メートル以上のナイル布で制作された。
3時間かけて広げ、午後3時半ごろに30人がかりでこの巨大な凧はようやく風に乗り青空に上がった。1000人以上の市民がこのシーンに立ち会った。
「軟体凧は中国の伝統的な凧から変遷してきたものである。『中国結び』は団らん、幸福、円満、平和を象徴するため、中国の伝統的な凧の文化を世界に知ってもらうことを目指してこの凧を設計した」と劉涛氏は語った。
伝えられるところによると、劉涛氏が率いるチームが2013年に設計した「タコ」型の凧は、1500平方メートルの大きさと200キログラムの重さでギネス記録を樹立した。













