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japanese.china.org.cn | 27. 03. 2017

都江堰、文明世界の偉大なる傑作

タグ: 都江堰 文化財 世界遺産

都江堰、文明世界の偉大なる傑作

都江堰は中国古代建築物で、現在まで使用されている大型水利プロジェクトだ。四川省都江堰市西部、岷江の水源から340キロの地点にある。戦国時代に秦国蜀郡の太守であった李氏親子2人が、紀元前約256年から251年に建設を開始した。歴代の修復を経て、都江堰は2000年以上が経過しても、依然として大きな力を発揮している。都江堰の周辺には、旧跡が多い。主に二王廟、伏龍観、安瀾橋、玉塁関、鳳栖窩、斗犀台などがある。

都江堰は堰首と灌漑水路という2大システムに分かれる。うち堰首には魚嘴(分水)、飛沙堰(洪水吐き・排砂)、宝瓶口(引水)という3大メインプロジェクトが含まれる。他にも内外金剛堤、人字堤、その他の付属する建築物がある。都江堰は引水・灌漑を中心とし、洪水防止と排砂、水運、都市部への水供給などの総合的な効果を発揮する。灌漑対象となる成都平原は、全国的に有名な「天府の国」だ。

都江堰は1982年、中華人民共和国国務院が指定する、第2陣の全国重点文化財保護単位の一つに選ばれた。2000年には「世界で歴史ある、唯一現存する、ダムを造らず分水する壮大な水利プロジェクト」として、青城山と一緒に世界遺産に登録された。

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