市民が香港の喫茶店でお茶を飲む様子(2017年5月29日撮影)。基本法の保障のもと、香港人は昔と変わらぬ生活を続けている。
中国政府は1997年7月1日に香港への主権行使を再開し、香港特別行政区が誕生した。香港の繁栄と安定を維持するため、基本法は香港復帰後も資本主義制度と生活習慣を50年間変えないことを約束した。「一国二制度」は人類文明の歴史になかったものであるが、香港の祖国復帰からいつの間にか20年も経過していた。香港にはどのような変化が生じたのだろうか、変化しなかったのは何だろうか。