西蔵(チベット)自治区のポタラ宮がこのほど、新たに塗り直された。「日光城」と呼ばれるラサ市の初冬の日差しを浴び、威厳あふれる重厚な佇まいとなっている。今年はボランティアら300人以上が塗装作業に参加し、天然の顔料を92トン使用した。ポタラ宮の塗装は美観のためだけではなく、建築物を保護し雨に耐える機能を強化するためでもある。