真冬を迎えた遼東湾沖の最低気温は氷点下20度まで下がり、海面の氷の厚さは20−40センチに達した。錦州9−3油田は、ここにある。中国の海上で最北端の、緯度が最高の油ガス生産センターは、毎年12月から翌年3月までに「氷河期」を迎える。この特殊な天気を乗り切るため、100人弱の作業員が氷に戦いを挑む。油田の生産、石油の輸送の安全性を確保するためだ。