欧州の大半の地域が厳冬を迎えるなか、世界最北の町とされるロングイェールビーンは、異常な北極の「高温」を迎えている。ロングイェールビーンはスヴァールバル諸島のうち最大のスピッツベルゲン島にある。北緯78度に位置し、北極点から1300キロしか離れていない。しかしこの世界最北の町では26日に、日中の気温が4度まで上がり、夜になっても氷点下まで下がらなかった。例年であれば、2月の平均気温は氷点下18度ほど。