英国の建築家、Asif Khan氏がデザインした無色の建築物が、2018年の韓国冬季五輪期間中に一般開放された。デザイナーはこの建築物を利用し、「schism in space(空間の隙間)」を作った。この建築物は世界で最も黒い材料「ベンタブラック」を使った。この材料はほぼ光を反射せず、ブラックホールに色が最も近い物質とされている。
この建築物に近づくと、深く果てしない宇宙を望むような感覚になり、今にも眼前に星が広がりそうな印象だ。建築物の中に入ると、尽きることなき黒い雲に吸い込まれるような感覚になる。