カナダの広大な大地には、百種類以上のカエデが生えている。その姿はさまざまで、色の濃淡も異なる。その中に立ち、カエデの葉と一体化する感覚は、いつまでも忘れられない。アルゴンキン州立公園では、美しい林を眺めることができる。また森の中には展望台が設置されており、近くからカエデの木と葉の色合いを見分けることができる。カエデとはカエデ科カエデ属の総称で、カナダ国旗の葉はサトウカエデだ。透明で柵のない展望台に立つと、青々とした山が広がり、川が穏やかに流れ、その間にもやが立ち込め、夢幻の世界のようだ。(文=葉飛)
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月20日