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japanese.china.org.cn |03. 05. 2018

四川大地震から10年、人生が変わった人々

タグ: 大地震 生存者 人生 


124時間の生命の奇跡――卞剛芬さん



 2008年5月17日、四川省什邡市の茶館で働く女性、卞剛芬さん(31)は会社の生産基地総合ビルのがれきに埋もれて124時間後、河南省消防救助隊の70時間以上に渡る苦しい救助作業により奇跡的に生還した。


 卞さんは現在、四川省徳陽市のホテルのフロント係を務めている。卞さんは10年前を振り返ると笑いながら涙を流し、自分は不幸でもあり幸運でもあると感嘆した。卞さんは毎年5月12日になるとSNSに投稿し、亡くなった同胞を偲び、救助してくれた恩人に感謝する。卞さんは今や毎年、誕生日を2回送っている。自分の誕生日と、救助され命を取り戻した5月17日にだ。卞さんは足るを知り常に楽しみ、家族と無事に暮らすことだけを願っている。彼女にとっては、生きていること自体が幸せなのだ。


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