写真>新着写真>
japanese.china.org.cn |03. 05. 2018

四川大地震から10年、人生が変わった人々

タグ: 大地震 生存者 人生 


「コーラ少年」薛梟さん、彼女が欲しい


汶川十年 左右人生_世相_新闻中心_中国网


 2008年5月15日、四川省綿竹市漢旺東汽中学の救助現場で、がれきの下に80時間以上閉じ込められていた薛梟さんは「おじさん、冷たいコーラが欲しい」と言った。この言葉は「悲しみに覆われた中国」を元気づけた。彼はその後華西医院に搬送されたが、怪我の具合が深刻だったため右腕を切断された。


 薛さんは現在、成都新都の「コカコーラワールド」で働いている。彼はここの責任者として、見学者を毎日もてなしている。


 薛さんは「私は九死に一生を得た人間で、地震というあれほど大きな苦しみを乗り越えたのだから、今や苦しみなどはない。今は自分の努力と働きにより人から認められたい。まず私を薛梟であると知ってもらい、それからかつてのコーラ少年だと知ってもらう」と話した。2008年の地震で、薛さんの初恋の彼女が亡くなった。薛さんは今も彼女がいないが、彼女探しを最近の目標にしている。


<   1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   >