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japanese.china.org.cn |09. 08. 2018

300年以上の歴史を持つチベット族の「当吉仁」競馬祭が開幕

タグ: チベット族 競馬 牧畜 草原


 チベット族には「競馬は平坦な草原で、英雄は奔馬の背中に」ということわざがある。300年以上の歴史を持つ「当吉仁」競馬祭が、チベット自治区ラサ市ダムシュン県で開幕した。


 ダムシュン県はラサ市の北部に位置する。平均海抜は4300メートルで、ラサとチベット北部の牧畜地域をつなぐ「北の大門」だ。17世紀にモンゴル族ホショト部の首領のグーシ・ハーンがチベットに入り、ラサ北西部の草原で軍馬を育て、軍事訓練を行った。この草原はニェンチェンタンラ山脈の南麓にあり、平坦で幅広く、みずみずしい草が生い茂るため、「こだわり抜いて選んだ牧場」を意味する「当雄」と名付けられた。モンゴル騎兵は毎年の観閲式に参加すると規定されたが、これが今の競馬祭の原型だ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月9日  

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