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japanese.china.org.cn |30. 09. 2018

中国が天宮2号で初の植物成長全過程実験を完了

タグ: 植物 実験室 宇宙


中国科学院植物生理生態研究所実験室で撮影されたシロイヌナズナ、天宮2号で栽培された同一品種のシロイヌナズナと比較研究(9月14日撮影)。



宇宙実験室「天宮2号」は軌道上を2年以上に渡り飛行し、多くの宇宙科学・応用実験を行ってきた。これには中国初の高等植物の「種子から種子」の宇宙長周期栽培実験が含まれる。宇宙植物栽培技術、人類の宇宙における長期生存の保障の模索で、さらに大きく前進した。


中国はこれまで帰還型衛星を使い、多くの宇宙搭載飛行実験を行ってきた。しかし宇宙での滞在期間が限られており、種子が芽を出し苗が成長する段階の実験に限られていた。2016年9月15日、天宮2号は打ち上げの際に、中国科学院上海技術物理研究所が開発した小型培養ケースを搭載した。その中には食糧作物を代表する稲、葉を持つ植物を代表するシロイヌナズナが含まれていた。

 

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