工布地区の旧暦の大晦日である11月7日夜、ニンティ市扎西崗村の一家が伝統的な習慣に基づき集まり、「結達」(乳脂、牛乳、ツァンパ、白砂糖をこね、火で加熱してから食べるもの)を食べ、旧暦の新年を迎えた。
工布地区(ニンティ市の巴宜区、メンリン県、コンポギャンダ県)の新年は「工布節」「工布年」と呼ばれる地域的な新年で、毎年の西蔵(チベット)暦10月1日となっている。現地では一年を通じて最も盛大な祝日であり、中国の最も早い「新年」でもある。