赤水市は長江流域の重要な森林エリアの一つで、130万ムー以上の竹林を持つ、中国で有名な孟宗竹の里だ。赤水市葫市国有森林竹海工区には、十数人規模の生態森林保護チームがいる。彼らは数十年に渡り管轄区内の3万6000ムー以上の竹林を守っている。
竹海工区主任の李永福氏によると、森林保護は苦しく寂しい仕事だ。竹林の安全を効果的に守るため、彼らは朝早く出発し夜遅く戻る。竹林のパトロール、除草、防火、消防宣伝などの活動を行う。森林内に駐留する必要があるため、彼らは孤独に耐えなければならない。通常は山に入り1週間後、ようやく山を下り家族と再会できる。
李氏が率いるメンバーはいずれも赤水出身で、その多くが父の仕事を継承している。勤務期間は最長36年、最短でも27年。彼らは故郷の竹林を愛し、この山奥と縁で結ばれた。青春をこの青々とした竹林に捧げ、最も素朴な方法によりこの緑の宝を守っている。