于京生さんと孟大鵬さんは師弟関係だ。前者は定年退職しており、後者は毎日ハンドルを握り乗客にサービスを提供している。
師弟は異なる年代に働き、操縦する車種も路線も異なる。ところが彼らには多くの共通点もある。于さんは勤務中に整備と発明が好きで、弟子の孟さんも師と同じように発明と整備技術の研究を好む。孟さんは仕事のほか、北京市路線バスのボランティア解説員になり、各業界向けに路線バスの歴史と安全知識を宣伝している。于さんは路線バス運転手として初の100万キロ無事故運転手、全国の模範的な労働者になった。弟子の孟さんは2008年に勤務開始し、現在すでに北京市の模範的な労働者になり、かつ自らワンマンバスの勤務方法を開発した。師弟にとって最大の共通点は、路線バスという業界に深い愛着を持っていることだ。
世代の異なる師弟は路線バスを一生愛し、バス運転手という平凡な仕事で貢献を続けている。彼らは北京市路線バスの数十年の移り変わりと、北京の改革開放40周年の大きな変化を見守っている。