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japanese.china.org.cn |26. 11. 2018

活字印刷の職人、技術の伝承に取り組む

タグ: 活字印刷 江西省 上饒市 文化 商品

(图片故事)(9)匠人老雷:活字墨飘香


雷石太さん(52)は江西省上饒市出身で、17歳の頃から伯父に従い活字印刷を学び始めた。小学校までしか通わなかったが勘が鋭く、真剣に技術を学ぼうとしたため伯父から重視され、活字印刷技術を手取り足取り教えてもらった。独り立ちすると雷さんは活字印刷技術により、実家周辺の家系図印刷で生計を立てた。


雷さんのこの仕事は近年減少している。雷さんは2017年に知り合いの紹介により、安徽省で木製の本箱を作る開遠宏さんと知り合った。開さんは取り扱う文化商品のジャンルを豊富にしようと、雷さんに招待状を出した。雷さんは30年以上も使い続けている道具、長年に渡り手作りした5万個以上の木活字を持ち、安徽省涇県琴溪鎮タン山村を訪れ、タン山古芸文化園に加わった。木を仕事をする2人が新たな協力を開始した。


雷さんは1年以上に渡りタン山文化園で、活字印刷技術により『暁珠詞』を印刷し、木活字の不足を補い、文化園による活字印刷文化製品の開発を支援し、訪れた観光客に活字印刷技術を披露している。雷さんは現代社会で活字印刷を応用しようと努力し、自らの活字印刷事業の新天地を切り開いた。


雷さんは「活字印刷のすべてをしっかり学ぶには、短くても数年の時間がかかる。一日中活字の型や墨と向き合うため、若者が腰を据えて取り組むことは容易でない。この技術を披露することで、より多くの人に理解し伝承してもらいたい」と話した。

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