アルゼンチン南部のパタゴニア地方は面積が広く人口が少ない。世界で数少ない成長中のモレノ氷河は、サンタクルス川に豊富な水力資源をもたらす。氷河下流200キロ余りの場所で、中国の葛洲壩集団とアルゼンチン企業によるコンソーシアムが、2基の水力発電所を積極的に建設中だ。現地の責任者によると、中国企業が請け負う水力発電プロジェクトはアルゼンチン南部の水力発電資源開発の重点プロジェクトであり、アルゼンチンの「産業戦略計画2020」の重要な一環、「百年の夢」プロジェクトだ。
2018年11月3日にアルゼンチン南部のパタゴニア地方で撮影された、水力発電所の施工現場。