四川省綿陽市韓家脊団地の「愛心食堂」は料理の種類が豊富で衛生的な食堂であり、住民にとって身近な高齢者に優しい温かい厨房でもある。同団地の入居者は1万3000人で、うち開元南街コミュニティは立ち退き者用コミュニティだ。登録されている一人暮らしで生活が困難な高齢者だけでも700人弱に達する。一日三食の食材購入と調理は、彼らにとって大きな難題だ。
同団地党委員会は2018年7月に善意ある企業の集団出資により、「愛心食堂」の運営を開始した。65歳以上の高齢者、生活保護受給者、一人暮らしの人、障害者などに向け補助額の異なる「暖心カード」を支給。各コミュニティ党支部はボランティアのサービスチームを作り、孤独な高齢者や障害者に無料で料理を届けている。
同団地党委員会書記の薛燕氏は、「人々は愛心食堂を公益事業として継続し、より多くの住民に安心して食べられる料理を提供しようとしている」と話した。