杭州〜黄山を結ぶ高速鉄道(杭黄高速鉄道)が25日に開通し、運行を開始した。中国東部地区に高速鉄道による新たな黄金旅行ルートが誕生した。
杭黄高速鉄道は東の浙江省杭州市から、西の杭州市富陽区、桐廬県、建徳市、淳安県を経由し、安徽省績溪県に入り黄山市に至る。本線の全長は265キロ。
杭黄高速鉄道の沿線には、黄山、千島湖、西湖、富春江などの全国的に有名な観光地がある。沿線にはAAAAA級観光地が7カ所、AAAA級観光地が50数カ所ある。西湖の美しい風景を楽しみ、千島湖の魚を食べ、黄山の日の出を見て、安徽省料理に舌鼓を打つ。杭黄高速鉄道は「この世の天国」と呼ばれる杭州と、「この世の仙郷」と呼ばれる黄山を結ぶ。金色のベルトで江南の美景を結ぶようだ。これがもたらす「スムーズに移動しゆっくり旅行する」という体験は、他省の観光客に高速鉄道で江南文化の奥地を楽しむ利便性を提供する。