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japanese.china.org.cn |22. 01. 2019

舌先の美味、トン族の魚凍

タグ: 貴州 ミャオ族 トン族 伝統

 

「魚凍」(魚の煮こごり)は、貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州榕江県楽里七十二寨のトン族が重大な祝日を過ごし、重要な賓客をもてなす時に必ず出す料理だ。

 

 榕江県楽里七十二寨のトン族には、水田で魚を飼う伝統がある。魚凍を作る場合、まず水田で鯉を捕まえ、よく洗い胆嚢を取り出してから山椒、生姜、自家製の酸辣椒などで作る沸騰した酸っぱめのスープに入れる。さらに豆腐などを加えて約20分煮込み、魚に酸味を染み込ませる。魚がよく煮えると、タデやニンニクの葉などで匂いをつける。それから煮た魚とスープを冷凍すると、スープと魚がゼリー状になる。これが美味しく食欲が湧く「魚凍」だ。

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