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japanese.china.org.cn |26. 02. 2019

青海省で雪害、牧民が共に難関を乗り越える

タグ: 雪害 積雪量 被災地 

 

(圖片故事)(1)我的草場分你一半,攜手共渡雪災難關

 青海省玉樹チベット族自治州は年初、深刻な雪害に見舞われた。一部地域では積雪量が50センチを超えた。家畜が食料を見つけられず、2万頭以上が餓死・凍死した。現地の災害は現在も続いている。飼料を購入するほか、被災地の牧民は家畜を周辺の雪に完全に覆われていない草原に移動させている。


 バヤンカラ山脈の麓に位置する玉樹チベット族自治州称多県清水河鎮文措村の麦雄灘は、今回の雪害で雪が早めに溶け、被災した外部の牧民を最も多く受け入れた場所だ。文措村党支部書記の白尕召氏が村人を集め会議を開いた。村人は30万ムーの草原を、深刻な雪害に見舞われた外部の牧民に提供することで合意した。


 査周さん(51)の一家は雪にも負けず、100キロ以上離れた玉樹チベット族自治州曲麻莱県麻多郷巴顔村三社から40日かけて、この草原に70頭のヤクを連れてきた。草を口にしたヤクは徐々に力を取り戻している。査周さんが滞在している草原は、文措村の倉加さんのものだ。倉加さんは査周に会うと、「雪害で自他を区別することはない、最も重要なのはみんなで共に難関を乗り越えることだ」と話した。


 情報によると、被災した牧民が集まる麦雄灘は、査周さんのような被災者を163世帯受け入れている。

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