3月10日0時28分、「長征3号乙」運搬ロケットが西昌衛星発射センターから打ち上げられ、中星6C衛星を宇宙に送り込むことに成功した。中国の長征シリーズ運搬ロケットの打ち上げ回数は300回に達し、中国宇宙事業の発展の新たな起点となった。
ロケットは人と宇宙をつなぐ軌道エレベーターで、宇宙の夢の起点でもある。長征シリーズ運搬ロケットの打ち上げ300回から、中国宇宙事業の発展史を振り返ることができる。
小から大、無から有、1回目から300回目へと、中国宇宙事業は活力溢れる成熟期を迎えた。
1970年4月24日、「長征1号」運搬ロケットが中国初の人工地球衛星「東方紅1号」の打ち上げに成功した(資料写真)