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japanese.china.org.cn |13. 03. 2019

火薬の彫刻師、「大国の重器」に命を吹き込む

タグ: 航天 労働者 作業 燃焼温度

 

 徐立平氏は中国航天科技集団公司第四研究院の一般的な労働者だが、陝西省からの全人代代表でもある。彼は固体燃料エンジンの火薬の整形・修復を行っており、火薬の彫刻師と形容されている。徐氏はこのような極度に危険な作業を32年も行っている。

 

 「彼の仕事は謎に包まれており、長期的に人々の目に留まらなかった。彼はロケットエンジンの火薬の整形を行っている。つまり道具を使いエンジンに装填された火薬を設計上の形式に整形するため、人々から火薬の「彫刻師」と呼ばれている。これはどれほど危険な仕事なのだろうか。ある宇宙技術の専門家は、分かりやすく次のように例えた。鉄球を火薬の上で転がせば、敏感な高エネルギー火薬が発火する恐れがあり、かつ燃焼温度が1000度以上に達する。徐氏はこのような仕事を30年も行っているのだ」

 

 CCTVのスタジオ内で、司会者の敬一丹の前置きにより、人々はこの謎の仕事を担当している、同じく謎に包まれた徐氏の存在を知った。彼の名前の後には、「大国の重器」という言葉が続く。

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