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japanese.china.org.cn |18. 03. 2019

山西省の高齢者、四大名著を8年かけて写本

タグ: 手書き 山西 四大名著 


 楷書で367万字、手書きの本が152冊。装幀後に順序に従い箱に入れる。箱を積み上げると、張喜才さんの寝室の4分の1を占める。これらは彼によって「我が家の宝物」と呼ばれる四大名著『紅楼夢』『水滸伝』『西遊記』『三国演義』の手書きの写本で、8年を費やし完成された作品だ。


 御年70歳以上の張さんは、山西省高平市のシルク染色工場の元従業員だ。貧しい家庭だったため、小学4年までしか通えなかったが、幼い頃から年長者の影響を受け字を書くことが好きだった。特に毛筆を好み、時間があると名家の作品を模倣した。つぶさに観察し、ゆっくり時間をかけ研究し、師につかず自力で学んだ。


 張さんは2018年4月23日に四大名著を写し終えると、『道徳経』や『千字文』などを写し始めた。さらに写し終わった『曾国藩家訓』『朱子治学格言』などを空白の巻物に貼りつけ、25メートルの長さになった。写真は山西省高平市で3月13日、手書きで写した楷書の四大名著を整理する張さんの様子。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年3月18日

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