インドネシア・ジャカルタのジャカルタ〜バンドン高速鉄道1号トンネルプロジェクトの現場で20日撮影された、組立中のシールドマシン。
中国が自主開発した輸出仕様高速鉄道用超大直径泥水圧シールドが、インドネシア・ジャカルタのジャカルタ〜バンドン高速鉄道1号トンネルで間もなく組立が完了し、3月末に使用可能な状態になる見通しだ。このシールドの掘削面の直径は13.19メートル、長さは約101メートルで、重さは2600トン余り。東南アジアで直径が最大のシールドマシンだ。同高速鉄道はインドネシアの首都ジャカルタと第4の都市であるバンドンを結ぶ。線路の全長は142.3キロ、設計上の時速は350キロ。「一帯一路」イニシアチブに基づき中国とインドネシアが建設を共同推進する象徴的なプロジェクトであり、中国が初めて輸出する高速鉄道でもある。竣工後、2都市間の列車での移動距離は現在の3時間以上から40分に短縮される。