内蒙古自治区オルドス市ダラト旗官井村で19日、村人がスナヤナギの苗を集めた。クブチ砂漠の縁に位置するオルドス市ダラト旗官井村で、人々は家と畑を守るため1990年代からスナヤナギの栽培を開始した。毎年3月上旬から4月中旬にかけて、官井村は忙しいスナヤナギ収穫シーズンを迎える。
官井村の33万ムーの敷地面積のうち、林の面積が19万2000ムーを占めており、うちスナヤナギ栽培面積が12万3000ムーとなっている。砂漠生態ガバナンスの推進に伴い、官井村のスナヤナギは活着率が高く高品質になり、市場で好評を博している。現地の林業合作社の指導を受け、村人は毎年スナヤナギを苗にカットし、村の外に向け販売している。これは村人の大きな利益創出源になっている。