中国・ラオスの国境地帯に発するオウ川(南欧江)は、メコン川砂岩のラオス国内における最大の支流だ。北から南へと穏やかに流れ、ルアンパバーン県の付近でメコン川に注ぎ込む。オウ川階段状水力発電所は、中国電建にとって海外初の全流域全体計画、BOT方式投資・開発プロジェクトであり、ラオスの「東南アジア蓄電池」を形成しラオス北部の国民生活を改善する重要プロジェクトでもある。全流域プロジェクトの連動後、ひときわ目を引く「7つの明珠」が「一帯一路」上で輝きを放つことになる。
2019年1月16日に撮影されたラオス・オウ川第7発電所ダムの施工現場。