広西チワン族自治区融水ミャオ族自治県杆洞郷党鳩村の春の田園風景。
今年も春が来た。心地よい春風が大苗山を温め、貧困脱却の攻略戦のラストスパートに入った幹部と人々が、活力あふれる季節を迎えた。
広西チワン族自治区融水ミャオ族自治県は国家貧困支援開発作業重点県だ。全県は山ばかりで川と畑が少なく、交通の便が悪く過酷な生活状況を強いられる。貧困脱却が難航し、現在も貧困人口が4万人以上になっている。
経済発展が遅れ、広く深く貧困が存在する現状を見据え、同県はインフラ整備の強化、産業による貧困支援の展開、国民生活の持続的な改善といった一連の措置により、貧困脱却攻略戦の取り組みを全力で推進している。