中国遠洋総合科学観測船「科学号」が27日、西太平洋のマリアナ海溝南側の海山の調査を正式に開始した。搭載されている遠隔操作無人潜水艇「発現号」は、珍しい深海アメフラシを発見した。
情報によると、この海山は頂上が平らで、その部分は海水面から800メートル下に位置する。高さは1400メートル。2匹のアメフラシの他に、発現号はサンゴ、海綿動物、サンゴモドキ、ヒトデ、コシオリエビなど20数種、60以上の海洋動物サンプルを集めた。
科学号は国家科学技術基礎資源調査特別プロジェクト「西太平洋の典型的な海山生態系の科学調査」航行任務を遂行中で、6月23日にアモイに戻る予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月28日